2017年3月12日に施行された改正道路交通法では、運転免許の種類として新たに準中型免許が設けられ、普通免許で運転できる自動車の車両総重量が5トン未満から3.5トン未満に引き下げられました。これにより、今後自動車運転免許を取得する人が従来のCD-Ⅰ型消防ポンプ自動車を運転するには、準中型免許を取得する必要があります。
普通免許（新規取得）では車両総重量3.5トン未満の車両しか運転できない。
この事態を受けて、この度、普通免許で運転可能な車両総重量3.5トン未満の消防ポンプ自動車を開発しました。この車両は従来の消防ポンプ自動車で採用されているポンプ性能（A-2級）を確保し、消火・救助資機材も積載できる車両となっております。
コンパクトな車両でありつつもCD-Ⅰ型消防ポンプ自動車の規格であるA-2級ポンプを搭載。
放水性能を落とさず、従来通りの消火能力を発揮します。
e-モニタは、カラー液晶チェックモニタ機能付きの自動揚水装置です。
ワンタッチでの揚水操作に加え、揚水状態のチェック・エンジン回転数の制御など、
充実の機能で活動をサポートします。
e-モニタ、各種計器類を一体化し優れた操作性と操作盤の省スペース化を実現しました。
また、圧力計と連成計は斜め45度に張り出し、操作中の視認性を向上させています。
ポンプ室上部と車両後部に資機材庫を設置し、車両総重量3.5t未満の車両でありつつ、 収納力も確保。多様な現場に対応します。
