万一、空港内で航空機事故などが発生した場合、最も早く現場に到着して消火・救助活動にあたる空港用化学消防車。空港用化学車は他の消防車と異なり、走行しながらの消火活動ができることが最大の特長です。そして、空港内で発生するあらゆるアクシデントに対処するために、強力な放射能力を有するメイン&バンパータレットノズル、車両下部に対応するアンダートラックノズル、ハンドラインノズルと、3種類のノズルが装備されています。
モリタの「空港用化学車(MAF-60A)」は、約34秒で80km/hまで加速し、車両総重量が24tを超えるにもかかわらず最高速度115km/時以上を誇ります。このため、一速く事故現場へ急行し、積載された6,100Lの水槽と400Lの薬液槽によって、到着後すぐに消火活動を開始することが可能です。