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消防車 化学車

化学消防車 Ⅰ~Ⅴ MC-1 ~MC-5

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油火災・化学火災から市民や工場を守る

化学消防車 I~V MC1~MC5写真

化学消防車は水では消火できない石油コンビナートなどの油脂火災に対処するために配備されている消防車です。車両の主な装備は水ポンプ・水槽・泡原液槽・泡混合装置です。ポンプに泡混合装置が加わるため、ポンプ車よりも計器が多い点が特徴です。化学消防車の種類は対応できる火災の規模に応じて「軽化学消防車」「重化学消防車」「大型化学消防車」の3種類に分類されます。
軽化学消防車は化学消防車Ⅰ型・Ⅱ型にあたり、モリタの「化学消防車Ⅰ型・Ⅱ型」は5t級シャシをベースに水ポンプ・水槽・泡原液槽を装備しています。泡放射能力はどちらも約1,200L/分です。化学消防車Ⅰ型と化学消防車Ⅱ型の違いは水槽および泡原液槽の容量で、どちらも交通事故でのガソリン引火、小規模工場での火災といった比較的小規模な油脂火災に対応することができます。なかでも、化学消防車Ⅱ型は全国的に最も多く配備されている車両です。
重化学消防車にあたる化学消防車Ⅲ~Ⅴ型は7~10t級シャシをベースに、中規模以上の工場火災、石油コンビナート火災に対応することができます。軽化学消防車と比べて消火能力が高く、化学消防車Ⅲ~Ⅴ型と数字が大きくなるに従い、水槽・泡原液槽の容量が大きくなり、泡放射能力ならびに車上放水銃がより大能力のものとなります。

 

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